tc3_search_naver_jptc2_search_naver_jptc1_search_naver_jp






tc4_search_naver_jp












今日は終戦記念日。
もう今の若い世代にとって、太平洋戦争や第二次世界大戦、いや、戦争そのものに対する実感など丸で皆無だろう。
俺も祖父(既に死亡)や祖母から話に伝え聞くだけだ。

先ほど、テレビ:NHKで、天皇皇后両陛下が頭を垂れて黙祷を捧げていたのに合わせて、うちら夫婦も手を合わせて暫し黙祷した。

戦没者の方々の尊い犠牲の上に、今のこの日本国の経済的繁栄がある。


俺のここ地元の友人にTさんがいる。
Tさんは仕事でここいら周辺を営業で回ってらっしゃるが、TさんはここのAPITAのミスタードーナツで仕事の合間にたまに休憩なさるとか。
Tさん、機会が有ったらまた食事でもしましょうよ。
そんなTさんの大叔父様は、東京帝国大学を卒業し当時の海軍省に入省したキャリア官僚だ。
そしてなんと、あの航空母艦:瑞鶴(ずいかく、上記写真)にキャリア官僚として搭乗されておられ、太平洋を航行していたのだと・・・!!
つまりTさんの大叔父様は、瑞鶴の艦長よりもずっと偉い立場だ。
当然、瑞鶴に搭乗中は甲板デッキにどっかり腰を下ろし、常に2名の軍刀を持った衛兵に護衛されていたのだとか。
実にスゲぇお立場の方ですよね!!

また上記に写真に挙げた栗林忠道中将閣下等の尊い英霊の犠牲が、この国を守ろうとしたのだ。

我々日本国民は今、繁栄を謳歌し享受し、享楽的な生活を楽しんでいる。
飲んで食べてたっぷり寝て、風呂に入って毎日笑顔で楽しく暮らしている。

夜の闇の上空から雨あられにこれでもかとばかりに降り注ぐ焼夷弾の恐ろしさ、太平洋上から超高速で打ち込まれる艦砲射撃の血も凍る戦慄・・・。原子爆弾の爆発した瞬間、その後の地獄絵図。
話には幾ら聞いた所で、そんなもの実際に体験してみなければ絶対に分かりゃしない。

だから時折、俺はふと思うのだ。
今の日本の若い世代にとって、戦争はむしろ1度は経験すべき事象なのかも知れない。

そうして見て、初めて平和の尊さや有り難さって肌で実感出来るものなのだろう。