


つい最近また復刻して出版された、この漂流教室・全4巻。
作者の楳図かずお先生のお名前の前に、「追悼」の言葉が付された。
いっやぁ~、改めて通読したが、この今から50年間以上も前に書かれた漫画が、今読んでも非常にとっても面白いったら、ありゃぁしない!
小学館漫画賞受賞は、やはり伊達ではなかった!
僕はこれを正に自身が小学生の時分に、行き付けの床屋さんに置いてあった漫画本の中にこの漂流教室が置いてあり、読んで本当に超絶な巨大衝撃を受け、いつも毎回手に汗を握って読み耽っていたものだ。
そして僕は最近知ったが、タレントの中川翔子さんの「翔」の字は、何とこの漫画:漂流教室の主人公である高松翔の名前から取ったのだと言う。
それにしても作者の楳図かずお先生は、今から50年間以上も前に、まるでさも今の世の中を予測・予想していたかの様な描写が至る所に目立つのだ。
荒廃した未来世界。
作中の新聞記事の中に出て来る「日本列島の太平洋岸を巨大津波が2度も襲来!!」、「西ノ島に海底火山の爆発により新島が出現!」、などなど。
漫画:漂流教室はひょっとして、たつき諒先生作の「私が見た未来・完全版」に並ぶ、予言漫画だと言うのか!?
皆様にも是非、お勧めの漫画です。