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七夕の思い出と聞かれても、僕は特には無いのだ。
1年に一度、彦星様(牽牛星)と織姫様(織女星)が天の川を越えて邂逅出来る日だとの一般的知識なら有るつもりだが。
今日は妻と、俺の親父と3人で地元の日帰り温泉やら大型ショッピングセンターやらを廻ったのだが、どこにも笹の葉に願い事を書いた短冊が所狭しと吊るされていて、七夕の風景を今年も見れた。
俺は、思うのだ。
しばしば良く日本人は無宗教の民族だとか、宗教心は無いと言われたりしてはいるが、それは実は余り的を得ていないのではないのかと。
現にこうして無宗教である筈の我々日本人は、毎年七夕には短冊に願い事を書いて託し、その実現を願い、祈る。
これこそが宗教心に他ならないのではないか。
現実感覚では知覚、或いは感得不可能な自身を超越した巨大な存在の何かに対して、願いを託し、祈る。
これこそが、正に宗教だろう。
つまり日本人だって、ちゃんと立派に宗教的な民族なのだ。
その崇拝対象が、場所によって地域によって異なるだけ。
僕は今年は短冊に願い事を書く事は、全くしなかった。
既に僕は、公的内容の真剣な願い事やお祈り事は、この自身のブログ上で公開記載している。
それらを、僕が崇拝し信仰する神様が、お聞き及びになって下さるかは分からないのだが。
だが自分で言うのもなんだが、それらの僕の願い事や祈り事は、結局後になって振り返って見てみれば、全てきちんと必ず実現されている事に気が付く。
神様の他力の上での、自分の自助努力の自力の発揮。
眼には見えない他力と、自身の持てる力の自力が両輪の輪の様になってこそ、人間は何か大きな事を成し遂げられるのかも知れない。
そんな気が、最近しているのだ。
って言う事で、今日は一日雨でして、天の川も星空鑑賞もヘチマもヘッタクレもねぇって感じの七夕の今夜です。