宇宙人ぶすおの真実の記録

穏和な日常生活の風景。 幸福。 幸せ。 心の安定。 精神の充足。 心の平安。 愛情。 愛と調和。

誹謗中傷

震災ボランティア 第7日目

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今日は一週間目にして、当初予定通りにお休みを頂いた。
朝は思いっ切り寝坊して、朝食準備をサボってしまい、昼食準備も毛布の中でダラダラ携帯で長電話してサボタージュ。

それでも職員さん達は、僕に多めによそった御飯をわざわざ運んで来て下さるのだ。

「お疲れですねぇ!」

実は昨夜、自分でも言うのも恥ずかしい事をしでかしてしまった。
日頃普段から大切な友人の人を、些細な切っ掛けから言葉の暴力を以って、メールと電話で罵倒してしまい、その方を大変に落ち込ませて、大いに悲しませてしまったのだ。

福島県庁の行政機関から出向されておられるボランティアスタッフさんが寝袋で寝ておられる直ぐ横でだ。


今日の日中、俺は深夜電話でボォッと朦朧とする頭の中でずっとその人の事を考えながら洗濯をしたり、避難者が連れて来て避難所の中庭に繋がれているミニチュアダックスフント犬の茶太郎君と戯れていた。


俺は、遠路遥々やって来て困っている人達に救いの手を差し延べる為に活動している筈だ。
ところが、俺が昨夜しでかしてしまった事は、何ら落ち度の無い、日頃普段から俺に応援のメッセージと祈りを添えて下さっている方に、些細な事でキレて暴言を吐いてしまったのだ。

電話口でその方は、声も聴き取れない位に落ち込んでしまっていた・・・。


所長に認められ、日頃の活動を褒められている自分が、自分で誇らしい。
だが昨夜の自分は、自分でとても恥ずかしく情けない。


俺は避難者用の洗濯機をお借りして回しながら、真夏の気温にまで上昇したカンカン照りの屋外に聖書を持ち出し、木陰に入って「ヨハネによる福音書」の続きを読みながら、独り静かに祈った。

「おぉい、にぃちゃん、洗濯終わったよぉ。次は乾燥機で乾燥させるだべ。へぇ!おにいちゃん静岡県から来てるだかぁ。そりゃ御苦労様なこったねぇ!」

洗濯小屋の裏の小さな木陰で、独り聖書を読み耽る俺に、洗濯終了を告げに来てくれたオバちゃんと少し話した。


人を助けようと意気込んでいながら、俺は人を傷付けて傷害した。


自分で自分が抱える矛盾に耐え切れない様な思いが込み上げて来た。


暫くの間、その大切な友人の方とはあえて電話する事を止めて、冷静になって祈りの内に神様と相談して、善後策を考えようと思う。



ついさっき、ここの避難所でちょっとした事件が有った。
俺は偶然その現場に遭遇してしまった。

俺が散歩から帰って来た避難所の玄関先で、何やら液体をビチョビチョ垂れ流している物音がした。

「あのぉ、立ちション止めて下さい。おい、立ちション止めろ!クッソォが。」
20歳位の背の高いイケ面ボランティアさんがマジギレしている。

最初、俺は子供が玄関先で立ちションしてたと思った。
だが悪い目で良く見てみれば、50歳過ぎ位のオッサンが、なんと避難所の玄関先で立ちションしていたのだ!

「あぁいつ、まぁたやったかっ!!」
すぐさま近くに居たおっちゃんがそいつの所に飛んで行き、その立ちション親父に食って掛かり、怒鳴りながら説教した。

「おぉまえ、好い加減にせぇよぉ!!バチン!(頬を叩いた)何遍言ったら分かるんだぁ、こんのぉ!お前ガキじゃねぇんだぞ!恥ずかしくねぇのがぁ、ごっらぁ!!おいっ!!」
「悪かったべ・・・。悪かったべぇ・・・。」

「おまぁえ、そうやって何遍謝ってまたおんなじ事ばぁっかりしやがってぇ~!!」

大声で怒鳴る声がホールに響き渡る。
辺りは一時騒然となった。

俺は近くに居た、前からいらしてた20歳位の可愛い男の子のボランティアさんに話し掛けた。
「皆さんはボランティアさんなんですか?本当に色々な方が避難所には居ますよねぇ。」
「そうですよねぇ(^^;」


しっかし、50過ぎたイイ大人の男が、ごった返す公共施設の玄関前で立ちションって、あんた・・・(爆笑)

いっやぁ、俺もまだまだヒヨッコですなぁ。


さぁってっと。
オイラの明日の予定は・・・。

日中は総て自由行動で単独任務。
18:00~から、被災現地の方々の御配慮を賜って、とある勉強会に出席する事になっている。

明日はどこの避難所を廻ろうかね。

朝に、渡された市内地図を見て行き場所を決めよっかな。


俺は実は独りで行動する事が大好き。
集団行動かなり苦手。

俺が傷付けた事を、友人は赦してくれるのだろうか・・・??
いや、赦してもらおうなんて考える事自体が既におこがましく図々しいのかな。

俺も今夜は早く寝よう。


あ、書き忘れた。

そう言えば、良い事仰るなと印象的な会話が、俺のこのパソコンを置いている直ぐ前の方々の会話から聴こえて来た。
その方は、日頃は俺に対して過度なまでに丁寧で親切な福島県庁の行政機関の職員さんだ。

「ここの避難所でも昨日からイタリア人のハープ演奏だとか、津軽三味線の演奏会だとかやってるけど、それを道楽だと非難する人達は間違いだと僕は思います。人間は寝る所が有って3食ちゃんと食べられても、まだその上にこうした文化的なものを必要とする生き物だと思うのです。ましてこう言った家や家族を失った避難者や被災者の方達にとって、そうした文化的なものが大いに心の慰めにもなっている面は有ると思いますね。」

素晴らしい御指摘だなと盗み聞きしながら妙に納得してしまった。


ここの職員さん達もそうだが、公務員の方達と言うのは全般的に皆礼儀正しくて真面目な方達が多い。
止めて下さいと再三お願いしても、俺に対して敬称や尊称で呼び掛ける事を最後まで止めなかった方も居られた。

その方達は、やはり俺も同じくだが、夜の7:00になると、テレビのチャンネルを必ずNHKに合わせて「ニュース7」を必ず視聴していた。
俺も一緒に夕飯を頂きながら観ていた。


こうした真面目な公僕は、やはりいつの世のどの国家や政治社会体制でも常に必要とされる存在だ。

ネット上に書く他人の悪口

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そうだ。
俺は他人の悪口をしばしばネット上に吐き出していた。

そうする事で、日常普段の鬱憤晴らしを図っていたと自分で思うのだが、やはりそうした行為は決して褒められる様なものではなかろう。

俺の大学の同級生の妹さんは、早稲田大学を卒業し東芝株式会社に入社した。
ところが、同期入社の同僚が、新入社員歓迎会の席上での事を自身のブログで書き綴ったら、それが会社の知れる所となり、解雇されたというのである。恐らくは実際には自主退職を会社側から迫られたのだろう。

インターネットは普及し始めて既に10年以上になろうとしている。
そこには光の部分も大いに有り、新たなる文明の利器として大いなる恩恵を人類にもたらしている一方で、影の部分も浮き彫りになっているのは皆さんも御存知の通り。

インターネット上での誹謗中傷、名誉毀損、犯行予告、果ては共謀、集団自殺・・・etc。

他人の悪口が口を衝いてつい出てしまう人は、この俺を含めて今これをお読みの方の中にも多いと思う。
それをネット上に書く事や、周囲の人間に特定人物の悪口を吹聴して扱き下ろそうと悪意に基づいたり、日頃普段から気に入らない同僚や上司や家族・親族・親戚を対照に悪口の攻撃対象としたり。

兎角、日本人と言う生き物は、諸外国人と比べても他者の悪口を言う事が大好きな民族性を明確に持つ。

だがやはり、他者を批判非難したり、攻撃したり悪口を言っている人間を傍から見ていると、どうしてもその人に対しても好感度は下がる。

って事は話は単純で、他者の悪口を言うのは、影であれ日向であれ、得策ではないと言う事だ。
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