小倉美咲ちゃん行方不明事件は、迷宮入りの様相も呈し始めて来たこの頃、野上幸雄被告がかつて管理していた個人ブログ「怨霊の憑依」(既に閉鎖)が思い出される。


彼はこのブログの冒頭にて、確かに有力情報の提供者に対しては600万円の懸賞金を供与するとの前提を掲げて、彼独自の視点で事件に深く鋭く切り込んでいた。





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ブログ「怨霊の憑依」は、小倉美咲ちゃん殺害の犯人は、母親の小倉とも子さんと父親の小倉雅さんの両親であると、大前提として強く断罪した上で、記事は熱心に更新されて、その記事のコメント欄は毎回数百にも及んでいた。

ブログ記事の更新の途中、野上幸雄被告は確かに、フィリピンか何処か東南アジア方面にタイの格闘技:ムエタイの修行に行って来る旨を言い残して、一時期日本を離れていた事が有ったと僕は記憶する。















だが結局は野上幸雄被告は、小倉美咲ちゃんの母親の小倉とも子さんから名誉棄損罪にて刑事訴訟を提起されて、判決は有罪判決が下った。

僕も一時期このブログ「怨霊の憑依」に入り浸り、参加者の皆さんとコメント欄にてお互いに敬意や尊重を失う事無く、かつ熱く激論を交えていた。





今にして思えば野上幸雄被告のブログ上にての事件に対する見解や見立ては、やや過激で飛躍し過ぎているきらいも有ったが、ここに来て今更になって、小倉美咲ちゃんのものと思われる可能性が高い人骨や衣類や靴が次々と発見されたとなっては、すると現在の全体概況の趨勢としては、どちらかと言えば野上幸雄被告の主張と見解の方に、より近く針が触れて来たと言えるのではないだろうか?














僕がこのブログ記事を書いている2022年(令和4年)05月08日(日)現在、本事件を冷静に見守る我々日本国民の大多数の方にとっても、小倉美咲ちゃんが他殺・殺害された事を明確に否定する事が困難になって来ている事は、インターネット上に散見される意見や見解を俯瞰しても、明らかだ。




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本当に誠に残念で哀しい事だが、小倉美咲ちゃんは既に、真犯人である何者かの手により殺害されていた。

そして現地に、真犯人の手により遺体の一部と遺留品が捨て置き去られたと推察される。




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そう考えると僕も、哀しい無力感や虚脱感に心が覆われる思いがする。

何故ならば現時点でもう既に、小倉美咲ちゃんが無事に生還する見込みや可能性は、かなり限り無く低くなってしまったと言わざるを得ないからだ。




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現地で発見された人骨に対するDNA鑑定は不可能となり、次なる段階のミトコンドリアDNA鑑定に科学捜査研究所さんの努力対象は既に移っている訳だが、この人骨と母親の小倉とも子さんとの血縁の有無は今月中にも判明し、従ってその人骨は小倉美咲ちゃんの物である事は、誠に哀しい限りだが、間も無くほぼ確定しまうだろう。


引き続きやはり、事件の真相究明と全容解明が待たれる。