AD2036
2014年05月06日
ジョン・タイターが未来世界で観た事 part2
クリミアにてちょっとキナ臭い戦争の臭気が漂い始めた今、再びあの「ジョン・タイターの予言」が一部で注目を集めているらしい。
事実、本ブログの以前のジョン・タイターに関する記事、「ジョン・タイターが未来世界で観た事」のページビュー数が、この所急増を見せているので、今回はpart2として僕なりに加筆したい。
ジョン・タイターに関する詳細な事は、他の掲示板に譲る。
ジョン・タイターは、AD2036の未来世界の「アメリカ連邦帝国」から現在のAD2000のアメリカ合衆国にタイムトラベルして来たと自称し、アメリカ合衆国のインターネット巨大掲示板(今の日本で言えば2ちゃんねるに相当)に突如登場したAD1998生まれのアメリカ人男性だ。
彼の任務は、このコンピューターの元祖と言うべきIBM5100をAD2036の未来世界に持ち帰る事であると明言して、「予定の任務を完了した」との言葉を最後に、現在は完全に消息を絶っている。
そんな彼の予言で、最も衝撃的でインパクトの有る箇所。
以下、wikipediaより転載。
2015年、ロシア連邦が反乱部隊の援助という名目でアメリカに核爆弾を投下。核戦争となり、第三次世界大戦へと発展する。
- その後、アメリカの外交権麻痺に乗じて、中華人民共和国が覇権主義を強化。台湾、日本、韓国を強引に併合する。後にオーストラリアが中国を撃退するが、ロシアの攻撃により半壊滅状態になる。ヨーロッパ諸国もロシアによりほぼ壊滅するもアメリカが撃退し、ロシア連邦が崩壊する。
2017年、30億人の死者を出した末、ロシアの勝利に終わる。
このJohn Titor:ジョン・タイターの恐怖の未来予言が、ここ最近になって急速に現実味を帯びて来たのだろう。
僕としては、恐怖の未来予言よりも、今回特に書き留めて置きたい事が有るのだ。
実は僕はSDA(Seventhday Adventist)のクリスチャン、即ちキリスト教徒だ。
SDAはアメリカ合衆国生まれのキリスト教プロテスタント宗派の1つで、世界的には有名なメジャー宗派だ。
写真は小さいが、これは東京都はお洒落な街である原宿に在るSDA東京中央教会の礼拝堂の写真。
この宗派名にもなっているのだが、旧約聖書にて示されている「十戒」の一つである「第七の日、即ち安息日を聖別し、これを聖とせよ」を愚直に守っている唯一のキリスト教宗派と言う事になる。
安息日、これは現代の土曜日に相当するのだ。
他に土曜日に礼拝する習慣を持つのは、キリスト教の母体宗教であるユダヤ教(旧約聖書は彼等の聖典でもある)のみだ。
つまり、本来は土曜日に礼拝すべき所を、ローマ・カトリック教会により十戒の一部が改変されてしまい、現在では日曜日に教会で典礼・礼拝する習慣が何時の間にか世界に行き渡ってしまったのだ。
因みにの話だが、日本国が初めてサッカー・ワールドカップの桧舞台に立った1998年フランス大会。
その最初の対戦国はアルゼンチン共和国だった事を、覚えている方はいらっしゃるだろうか?
未だ若き、止め難い勢いを見せ付ける絶対リーダーの司令塔:中田英寿選手が、必死に巧みに前線のFW中山雅史選手やFW城彰二選手にボールを供給し、2人は何とかアルゼンチンのゴールをこじ開けようと必死に攻め込むも、アルゼンチンの好守に阻まれ日本は無得点に終わった。
だが一方で日本は最少失点に抑え込んで大方の予想を上回り善戦したが、その時にアルゼンチンのゴールマウスを護っていた守護神ゴールキーパーが、カルロス・ロア選手だ。
このカルロス・ロア選手が、実は熱心なSDAの信徒のクリスチャンなのだ。
カルロス・ロア選手は、このワールドカップ閉幕後、何とあの世界最高峰のクラブチーム:マンチェスター・ユナイテッド(現在、日本人の香川真司選手が在籍)から正式に移籍オファーを受けるのだ。この時、あの大スターのデイビッド・ベッカム選手が在籍している。
所がだ。
カルロス・ロア選手はこの千載一遇の大チャンスを、何と自ら断ってしまうのだ・・・。
理由は、「信仰している宗教・宗派(キリスト教SDA)の礼拝日である土曜日に、礼拝出来なくなってしまうからです。」
僕は毎日熱心に聖書を読み耽り、熱心にお祈りするが、それでもこのカルロス・ロア選手程真面目で熱心では到底ない。
土曜日はいつも教会に行けず、従っていつも土曜日は仕事だ。
「安息日には、如何なる仕事もしてはならない。」
はい、既に失格ですボクちゃん。ごめんなちゃい神様。
ここで話をジョン・タイターに戻す。
これは、ジョンがネット上にアップした、タイムトラベルの資料だ。
これらは現在でもインターネット上に公開されており、閲覧可能だ。
その西暦2036年の未来世界からやって来た男性のアメリカ人タイムトラベラーは、以下の発言も残している。
wikipediaより転載。
信仰は2036年の人々の生活の中でも大きな存在であり、タイター自身もキリスト教徒であるが、宗教自体が現在のような一様な価値観からもっと個人的なものに移り変わっている。また、お祈りの日も日曜日ではなく土曜日になっている。
つまり、2036年の未来世界においては、キリスト教の礼拝日は本来の始原の原義に回帰して、現代の日曜日から元々の土曜日に戻されていると言う事なのだろうか!?
SDAの信徒の僕から見ても、このジョンの発言は非常に興味深いものであった。
実際、ジョンは過去にタイムトラベルして、過去の自分の両親と幼い自分との計4人の奇妙な家族生活を送る中で、土曜日には教会に行って神様を礼拝しお祈りする様にと熱心に家族を誘っていたと言う。
他に面白いのは、ジョンは風邪を引いて体調を崩しても、風邪薬等の医薬品は決して服用しなかったと言う。
また、口に入れる食べ物にも細心の注意を払い、産地や由来の分からない食べ物は決して口にしようとはせずに、家庭菜園をこしらえて自分で野菜等を栽培して食物を得ていたらしい。
僕は実は、現在の職業に就く事に対しては余り積極的興味は持てずにいたが、本当はキリスト教会の牧師さんに成りたく、熱心に聖書を読んでいる旨を今の職場のボスに打ち明けたら、普段から大変に温厚で寛大なボスらしく、有りの侭に受け容れて下さり、そんな僕を肯定して下さった。
もう既に、この事自体が大変に有り難い神様の大いなる恵みと言わずして、何と言おうか。
神様とボスに、ひたすら感謝ですな。
この世界で僕は確かにお陰様で幸福の内に人生を生かされているが、では遥か未来の世界からやって来て任務を完了して、AD2036の未来世界に恐らくは無事にIBM5100を持ち帰ったジョン・タイターは、未来の核戦争後の荒廃し切った世界において、世界に無事にインターネット網を再構築すると言うエンジニアとしての仕事を天職として心から楽しみ、私生活では素敵な運命の女性と巡り逢い、幸せな結婚をして幸福な人生を送っていらっしゃるのだろうか??
AD2036の未来世界においても、恐らくは毎週土曜日には教会に行って神様にお祈りしているジョンは、愚かな人類がしでかした核戦争後の厳しい未来世界を逞しく強く生き抜いていらっしゃるのだろうか??
AD2036からこの我々の世界にタイムトラベルして来た彼の為に、彼の幸福と平安を主イエス様にお祈りしたい。
何故ならば、万物の創造主たる神様の尊い御手に宿る偉大な御力に拠れば、我々人間が通常認識して制約される時間や空間の壁さえも、真摯な祈りは超越するものだと僕には思えて仕方ないからだ。