俺が手元に所有している唯一の、MJ：Michael Jackson（マイケル・ジャクソン）の音源（2枚組CD）。
HIStory。
1枚目がHIStory BIGINS（歴史の始まり）と称する、これまでのベストアルバム。
2枚目がHIStory CONTINUES（歴史の続き）と称するオリジナル・ニューアルバム。
この特異な構成の2枚組音楽アルバムは、全世界中で2000万枚以上を売り上げた。
そしてこの2枚組CDが、マイケル・ジョセフ・ジャクソンさんの最高傑作アルバムであると、俺は勝手に思い込んでいる。
しかし日本国内のMJ関連の他サイトを見ても、このHIStoryは計6つ存在するMJのオリジナル・ニューアルバムの中でも、特別な存在の様だ。
そのHIStoryの2枚目のオリジナル・ニューアルバムであるHIStory CONTINUESの中に収録されている、CHILDHOOD：チャイルドフッドとLITTLE SUSIE：リトル・スージー（上記写真）の2曲こそが、マイケル・ジャクソンの最高傑作作品であると、僕は勝手に強く確信する。
これらの数々の写真は、マイケル・ジャクソンさん御本人の子供時代である。
生前にMJさんは、「CHILDHOOD（子供時代の意味）は僕がこれまで書いた曲の中で、最も素直に書いた曲。僕を理解したいならこれを聴くべきだ。」とまで言っていたのだ。
そしてLITTLE SUSIE：リトル・スージーに関しては、外国のあるサイトによれば、「MJの曲の中で最も暗い曲」と紹介されていた。
少女スージーは何者かに殺害されたと、冒頭いきなり衝撃の悲劇が、痛切なメロディを伴い哀切に歌われる。
人間の死を伴う悲劇を歌う曲と言う意味では、西洋音楽の最高峰であり、音楽の父：ヨハン・セバスチャン・バッハの最高傑作作品でもあるマタイ受難曲に共通するものが有ると言えるだろう。
上記写真（右）は、バッハ作曲・マタイ受難曲：アーノンクール新盤（MJと同じく米国グラミー賞受賞）。
悲劇そのものの歌詞内容と言う意味では、ベストアルバムのHIStory BIGINSの方に僕も大好きなSmooth Criminalが未収録となってしまっている事は、とても至極残念ではある。
僕はマタイ受難曲やモンテヴェルディ作曲の歌劇（オペラ）：オルフェオ（世界最古の歌劇作品）等の、人間の死が伴う悲劇内容の音楽作品が、どうも何故かどうにもどうし様も無く大好きだ。
そしてCHIDHOODもLITTLE SUSIEも両者、作詞作曲共にマイケル・ジョセフ・ジャクソン氏による純正MJブランドの歌曲だ。
それでは、CHILDHOODを素晴らしい動画と共に、そして少女の悲劇を唄ったLITTLE SUSIEを、以下でYouTubeにて御鑑賞頂きたい。
