女優:清水富美加さんが、突如芸能界引退を宣言し、御実家の御宗旨の「宗教法人:幸福の科学」の活動に専念する事を公言して、現在とても話題になっている。
これに対して、「自分勝手だ」、だとか、「突然に芸能活動に穴を開けてしまい、周囲に迷惑を掛けている」として、清水富美加さんに対する批判や非難の声が多く見受けられる。
芸能界の御意見番たる和田アキ子さんも、彼女の姿勢に疑問を投げ掛けている。
だが、僕は清水富美加さんを心から応援申し上げたい。
彼女は若干22歳にして、普通の年若い女性なら憧れて嫉妬する程に、喉から手が出る程に欲しがる煌びやかで華麗な芸能界と言う世界での大輪の満開の花と言う地位をかなぐり捨てて、自らが信じる道を今正に歩もうとして居られるのだ。
未だ22歳と言う滅茶苦茶な若さなのに、見上げた信念と根性ではないか、清水富美加さん。
現在はもう41歳にもなるこの僕も、実は彼女と全く同じ歳に、全く同じ様な人生の軌道を、自らの意志で選択し、歩んだ過去が有るのだ。
僕の場合は、大学在学中に、親にも黙って大学に勝手に休学届を提出、受理されてしまい、キリスト教(SDA:セブンスデー・アドヴェンチスト)の勉強と修練に専念したと言う過去が有る。
僕の実家の宗旨は仏教:浄土真宗高田派なのだが、実はそれ以前に僕の親族が、当時未だ2,3歳の幼児だった僕に、赴任先の欧州からお土産にクリスマスの絵本や宗教絵画の絵本をお土産に買って来てくれたのだ。
それらの美しさは、当時未だ幼児だった僕の心を、強く捉えて離さなかった。
そしてそれ等の親族からのお土産が、その後の僕の人生の価値観を決定付けた。
その後僕は、音楽の父:J.S.Bachの宗教声楽曲やミケランジェロ、ラファエロ等のルネッサンス絵画の巨匠達の素晴らしい芸術作品に魅せられて虜になってしまい、遂には完全に洗脳されてしまい、キリスト教の洗礼を受けて家族でただ一人、クリスチャンと成ってしまった。
そして聖書の世界に、深く分け入る様になった。
今回話題の女優:清水富美加さんは、元々御実家の御宗旨が「幸福の科学」でいらっしゃり、幼少期から慣れ親しんだ宗教なのだそうな。
僕は基本的に、どの宗教や宗旨も尊ぶべきであると思って居る。
何故ならば宗教と言うものは、人間の最も根源的な場所の形成要素そのものであり、人間が営むあらゆる場面に必ず影響して来る甚大で巨大なものだからだ。
清水富美加さんが「幸福の科学に出家した」と、インターネットやテレビ番組で話題になっている。
未だ超ド若く、また芸能界ブレイク真っ最中なのに、大した人生の決断を為さったものだと、僕は清水富美加さんを見上げている。
今、清水富美加さんが一部で批判されてしまっている様に、御自分の信念を貫き通す事に拠って、不本意ながらも周囲に少なからぬ迷惑を掛けてしまう事は、確かに存在すると僕は思う。
それは僕は理解出来るつもりだ。
何故ならば当時、今の清水富美加さんと同年齢の22歳のこの僕もそうだったからだ。
だが、勝手に大学を休学して自分が本当に学びたい道を歩み始めた僕を、大学の教授陣やサークルの先輩方は、とても温かい眼で見て下さり、また電話まで掛けて来てくれて本当に温かい御声援を送って下さった事は、今でもこの僕の素晴らしい不朽の人生の財産だ。
そしてその後僕は、途轍もない、途方もない人生の財産を、自分の両手で抱え切れない位に大量に沢山、神様から賜って頂いた。
神様や、応援して下さった両親や周囲に対して、今でも誠に心より感謝申し上げるばかりだ。
それ等の永遠に永久に朽ち果てる事の決して無い、素晴らしい至高で最上の人生の財産とは、お金とか物とか、この世の目に見えるものしか信じらぬ薄っぺらい軽佻浮薄なる低レヴェルの心の人間では、決して感得し得ぬものだ。
そして神様から賜った人生最高の贈り物は、依然として途切れず枯れず、この僕に天からの祝福となって舞い降り続けている現在だ。
だから僕は清水富美加さんを、心より応援申し上げたい。
彼女が御自分の信じた道を、これから力強く迷い無く、楽しみと嬉しさに満ち溢れて、どうか笑顔で歩み進めて行って頂きたい。
そしてその過程で彼女が神様から賜った素晴らしい贈り物や賜物を、幸せや幸福として周囲にまた、素晴らしい女優さんとして還元して頂きたいと強く僕は思うのだ。